応急手当~RICE(ライス)処置など~

こんにちは。古屋です
本日はスポーツの現場や日常生活でよく遭遇する外傷の応急手当についてまとめてみました

すり傷
(1)水道水などで土や泥をよく洗い流す。
(2)オキシドールなどの消毒薬で消毒して細菌の感染を防ぐ。
(3)清潔なガーゼもしくは絆創膏を当てておく。
  ※痛みが激しい、すり傷の部分が異常にはれている、沼や田んぼなどで泥まみれになりながら傷を受けたときなどは、早めに医師の診断を受けるようにしましょう。
また、ティッシュや綿で直接押さえると細かな繊維が傷口に残りやすいので避けましょう。

火傷(やけど)  
(1)できるだけ早く熱傷の部分を水で冷やす。水道水などのきれいな冷水を使い、患部に直接強い水圧をかけないように心がける。多量の水がない場合は,清潔な布を水に浸したものを患部に当てて冷す。
(2)十分に冷やした後は、滅菌ガーゼや清潔な布で患部を覆います。患部の水ぶくれははがしてしまうと細菌感染を起こしやすく、熱傷のあとも残りやすいのではがさないこと。
 ※熱傷面積が広範囲(体表の30%以上)に及ぶ場合はショックを起こし、生命が危険になるので一刻も早く救命センター、または各科の医師がそろった大きな病院に運びましょう。また、 やけどの応急手当として、みそ、しょうゆ、ハンドクリーム、ベビーオイルなどは、細菌感染を起こす可能性があるので使わないこと。

捻挫・打撲(うちみ)・肉離れ
RICE(ライス)処置を行うと、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

(1)Rest(レスト)=安静
受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まります。しかし、患部を安静させずに運動を続けることでその作業の開始が遅れてしまいます。捻挫は関節を捻って起こるので、痛めた方向と逆にテーピングや包帯などで固定しましょう。

(2)Ice(アイス)=アイシング
冷やすことで痛みを減少させることができ、また血管を収縮されることによって腫れや炎症をコントロールすることができます。
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(3)Compression(コンプレッション)=圧迫
適度な圧迫を患部に与えることで腫れや炎症をコントロールすることができます。包帯やテーピングを巻くと、安静を保ちながら圧迫力が加わり治癒が促進されます。
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(4)Elevation(エレベーション)=挙上
心臓より高い位置に挙上をすることで重力を利用し腫れや炎症をコントロールすることができます。
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以上みなさんが今まで遭遇され、これからも自分もしくは周りの方が受傷する可能性の高い外傷の応急処置法です。もしもの時の知識として留めていただけたら幸いです
捻挫・打撲(うちみ)・肉離れにつきましては当院の方でも治療を行っておりますので、受傷されて気になる事がございましたら遠慮なくご相談ください

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